「ミニふくおかによる子どもたちの成長」

2021/07/30

①ミニふくおかとは・・・
ミニふくおかでは子どもが自ら考え、伝えていく力を育みます。

・自ら考え、生み出そう
・みんなで協力して実現しよう
・人や社会とのコミュニケーション力を高めよう

これはミニふくおかが大事にしている3点です。 ミニふくおかの実施にあたり、子ども実行委員や子どもサポーター、サポーターが数カ月前か ら集い、子ども実行委員がメインになって、ミニふくおかの町の仕組みやルールを作ります。

②第2回子ども実行委員会の活動内容について・・・
7月12日に第2回目子ども実行委員会が行われました!
今回は、「当日の町にあったらいいもの」と「みんなのために必要なもの」という2つのテーマのワークショップです。子ども実行委員、子どもサポーター、皆、初対面の中、最初は自己紹介をして、緊張をほぐしていました。それからワークショップを行い始めました。私が見た班では3人の子ども実行委員がいたのですが、その中の一人が、とても想像力豊かで物凄いスピードで案を書いていくのを見て、他の二人も徐々に案を出していく様子が見られました。また、この後の似た案をまとめる際には、その二人が自分の考えをわかりやすい理由とともに述べてくれたおかげで、素早くまとめることができていました。そして、前に出て、まとめたものを見せながら、素敵な 発表ができたところで、今回の活動は終了です。

③子どもやサポーターの声・・・
活動を終えた後、この活動がどうだったか尋ねると、全員が楽しかったと答えてくれました。物静かで最初はあまり発言をしていなかった女の子が「みんなで考えを出し合うことが 楽しかった」と言っていたことが印象深く残っています。また、サポーターは、「最初の方 は子どもたちの意見を引き出すのが難しかったけれど、いざ意見が出てくると、発想力が凄 いと思いました。」というのを聞き、私もこの言葉にとても同感しました。

④ミニふくおかの良さとは・・・
この3人の子ども実行委員の姿を見て、その子が持っている力を発揮することができるとともに、他の子の姿を見て、また新たに成長することが出来るというミニふくおかの良さに 気付かされました。面と向かってコミュニケーションをとることで、子どもたちがお互いに 高めあうことができたり、話し合いや発表という経験を通じて主体性を高められたりと、こどもが自分で成長できる素敵な環境がそろっているなと強く感じました。

(取材・執筆:メディアサポーター 三苫)