協賛企業インタビュー「6つの質問」

 

Q1.会社の仕事内容や特徴を教えてください。

ミカサは、1975年の創業以来、「社会貢献」の企業理念をもって、環境管理、ビルメンテナンス、公共施設管理の3つの事業を通して、人々の生活に深くかかわる業務を行っています。
環境管理は、下水浄化センターで水を処理して、綺麗な水を河川に流すという環境保全業務を行っています。ビルメンテナンスでは、空港の清掃・設備メンテナンス業務、市内における地下鉄駅の清掃業務、体育館の電気設備保守・清掃等の業務を行っています。公共施設管理では、福岡市にある交流センター・体育館で日常運営・管理及び館外レクリエーションを提供し、また、地域が盛り上がるためのイベントや祭りを開催しています。

 

Q2.子どもたちの自立促進や社会参加、またはまちづくりに関して、どのような取り組みを行っていますか?

ミカサが関わる取り組みとして、公共施設の地域交流センターと体育館を管理運営しているのですが、地域の子どもたちや家族が参加できるイベントを開催し、周辺のまちづくりも行っています。
そして、「FUKUOKAみらいプロジェクト」の趣旨に賛同しており、『みらいフェスタinミカサ』を企画しています。社員を支える家族への感謝と子どもたちの絆づくりの応援を目的とし、参加されるお子さんが親御さんの働いている姿を見学するなど、体験学習の場を提供しています。
この他にも、福岡市「一人一花運動」に協力する植栽活動、知識の財産である本を交換・リユースする「Book Book 本市」のリユース活動などは、子どもたちの成長に大切な場づくりだと考え、ミカサとしては、今後もこういった取り組みに力を入れていきます。

「BOOKBOOK本市」の開催
大濠公園地下鉄駅花壇の植栽活動

 

Q3.福岡市でお仕事をされていて、「いいな」と思うまちの特徴はどのあたりでしょうか?

福岡は、自然があり、ビジネス環境があり、人が集まり、適度な都会であるところが、働きやすいと感じます。地域の方々はもちろんですが、近年では外国人も福岡はとても働きやすい・住みやすい地域と感じているようです。国籍・言語・年齢などに関わらず、地域のイベントや活動などで様々な住民に出会いのチャンスが生まれており、多様性に富む福岡で楽しみながらやりがいもうまれる仕事ができると思います。

 

Q4.今回、ミニふくおか(子どもたちの豊かな体験の場づくり)にご支援をいただいた理由はなんでしょうか?

「ミニふくおか」に協賛することが、今年度で4回目になりました。しかしながら、新型コロナウイルスの影響を受けて、残念ながら「ミニふくおか」の現場に触れることはできませんが、ミニふくおかがどんな活動なのか、毎年の報告書や展示会の様子などを社内で広報しました。「ミニふくおか」は子どもたちが自分たちのまちをつくるイベントだとうかがっています。その子どもたちが未来の本当のまちをつくって、福岡の未来がそこにあると思います。そこにつながる、福岡の企業として、株式会社ミカサは福岡・地域に貢献したいという理念を持ち、これからも「ミニふくおか」を継続して応援したいと思います。

 

Q5.福岡市で暮らす子どもたちに、これからどんなことを学んでほしい(体験してほしい)ですか?

「ミニふくおか」のイベントでさまざまな体験をすることで、子どもたちが自由に表現できるようになるのではないかと考えます。自分を出してもいいんだと思える、子どもにとって優しい環境を「ミニふくおか」の中で作って、アイデアをどんどん出しあって互いを受け入れます。こういった体験を通して「恥ずかしがる必要はない」と明るくなれることを学んでほしいと思います。子どもたちが自分で考え、実行し、困難なことがあっても、最後までやり遂げ、チームの中で「役に立った」「自分でもできた」という経験や達成感が自己肯定感につながると思います。そうすれば他の場所でも、恥ずかしがらず自ら進んで行動できるようになり、前向きになれると思います。

 

Q6.子どもたちへのメッセージをお願いします。

コロナで難しくなったことがある反面、逆に達成できたこともあると思います。新しい環境と新しい生活様式となりましたが、この時期でしかできないことを楽しみながら頑張ってほしいと思います。福岡で育つ子どもたちは、これからのまちづくりに欠かせない支えとなります。一緒に頑張りましょう。

  • 株式会社ミカサ
  • 株式会社ミカサ
    経営企画部門 部門長 松﨑 裕二 さま
    経営デザイン室 上田 哲二 さま
    CSR推進室 田中 義則さま、 房 雲軒 さま https://mikasakk.co.jp/