ミニふくおかとは

子どもたちが 学び、遊び、創造する。

「ミニふくおか」は、子どもたちがつくる仮想のまちで、子どもたちが主体的に活動するイベントです。どう過ごすかは子どもたち自身が自由に決め、働いたり、学んだり、遊んだりしながらさまざまな体験をします。
ミニふくおか当日の参加者は、まず、このまちの仕組みや、どうやって生活するかのガイダンスを受けます。ガイダンスを受けた後に、「ミニふくおかの市民」となり、暮らしの体験が始まります。
また「ミニふくおか」の実施に欠かせない存在が「子ども実行委員会」です。小学5年生から中学3年生までを対象とした子どもたちで構成され、ミニふくおかの企画を立てるところから当日の運営まで、幅広く活躍してくれています。 子ども実行委員会としての参加も、当日市民としての参加も大歓迎です。ここでしかできない体験を、ぜひ楽しんでみてください。

「自ら考える力」を育む

今の社会には、いじめや、非行、不登校、ひきこもりなど、子どもに関わる多くの課題があります。このような課題に向き合い、たくましく生きる子どもを育成する体験や活動の場の充実が期待されています。
「子どもがつくるまち ミニふくおか」は子どもが自ら考え、伝える力を育成する場です。自分たちが暮らすまちに関心を持ち、社会への参画意識を育むことを目的としています。

ミニふくおかのモデルとなった「ミニ・ミュンヘン」

  • ミニふくおかは、ドイツのミュンヘン市で行われている「ミニ・ミュンヘン」をモデルとした、子どもがつくる仮想のまちです。 そこでは、子どもたち自身がまちの住民となり生活を営み、新たな空間やシステムを創造的につくっていきます。 「ミニ・ミュンヘン」は、8月に3週間だけドイツのミュンヘン市内に開かれる、子どもによって運営されるまちです。 運営する子どもたちは7〜15歳までで、このまちを通じて社会の仕組みの体験の機会を提供するねらいで実施されており、1979年から開催されています。 現在では2年に1回、偶数年に開催されています。まちの中には様々な仕事があり、それらの仕事が有機的に結びつくことでまちができあがります。 市長からコック、運転手、花屋、デザイナー、アナウンサーなど仕事は何でもあり、お金を貯めて自分で起業することもできます。現在では世界各国で類似のイベントが行われています。