ミニふくおか2023

「子どもがつくるまち ミニふくおか」は、子どもの主体性・協働性・コミュニケーション力を育み、福岡市の未来を創造的に切り拓く人材を育成することを目的にした事業です。 2012年度から始まり、今年度で12回目の開催となります。そして今年度の、ミニふくおか2023は、3月26(火)・27日(水)の2日間で、南体育館を舞台に開催されることが決まりました。

ミニふくおかは、ドイツのミュンヘン市で行われている「ミニ・ミュンヘン」をモデルとしています。 イベント当日は、子どもたちが自分たちでつくった仮想のまちの中で、働いたり、学んだり、遊んだりしながらさまざまな体験をします。どう過ごすかは子どもたち自身が自由に決めます。

ミニふくおか2023から始まる、新しい取り組み

2019年から続いた新型コロナウイルスの流行など、昨今の予測困難な社会状況に対して、ミニふくおかはこれまでオンラインの活用や小規模でのワークショップ開催など、カタチを変えたプログラムを実施してきました。

今回ミニふくおか2023では、ミニふくおか2022の中のワークショップで実験的に行った「クエスト」という遊びを発展させて、過去の大規模とは少し異なる新しいミニふくおかのプログラムを準備しました。

良いまちのための5つの指標と「クエスト」

ミニふくおか2023では、イベント当日に子どもたちが行うまちづくりをより一層目に見えて、具体的な学びに結びつけるために、「良いまちのための5つの指標」を設定しました。 そして、より挑戦しやすいまちづくりのために、新しいキーワード「クエスト」を使用したしくみを用意しました。

この新しいしくみは、「クエスト」に挑戦することで、まちづくりに必要な要素を自然と学びながら、その結果の一つ一つがみんなのまちに影響(まちの幸せ「ハピ」の数値が上がります)を与えていくという体験を得るものとなっています。 同じクエストであっても、お題の捉え方やクリアのための行動には、子どもたちの個性が活き、さまざまな解決のアイデアが生まれることが期待されます。

クエストカードのイメージ