ミニふくおか2023 子ども実行委員会③

2024/01/05

12月23日(土)、福岡市立南市民センターにて、第3回子ども実行委員ワークショップが開催されました。

まずは、前回のおさらいを兼ねて、「今年のミニふくおかのテーマ(+サブテーマ)」を決定することからスタート!

前回のワークショップで決定した「個性あふれるわくわくタウン」に組み合わせるサブテーマ候補(5つ)を、サポーターが整理してくれていました。全員でサポーターによるプレゼンを聞いた後に、投票!

結果、ミニふくおか2023のテーマ&サブテーマは

『個性あふれるわくわくタウン 〜まちに彩りを〜』に決まりました。

続いては、まちづくりワークショップ。2つのテーマに沿って開かれました。

<前半>ミニふくおか2023 の特徴と、子ども実行委員の役割。クエスト体験
<後半>日頃住んでいる私たちのまちのこと、ミニふくおかの会場のこと

今回参加の子ども実行委員にアンケートをとったところ、4/1くらいがミニふくおかに参加したことがあって、半分くらいが11月のミニミニふくおかに参加したことがあるようです。

そこで、前半担当の耘野ディレクターからは、写真を通して、これまでミニふくおかがどんなイベントだったのかが紹介されました。写真を見ることで、ミニふくおかに一度も参加したことがない子ども実行委員も本番のイメージがちょっとずつ湧いてきた様子です。

そして、今年度のミニふくおかから新たに導入される「クエスト」について、まずはやってみて学ぼう!と、30分程度のクエスト体験が行われました。10種類のクエストの中から1枚ずつ渡されたクエストを体験し、クリアしたら次のクエストにチャレンジします。クリアするごとに、まちをよくする「ハピ」が増えていく仕組みで、わずか30分の間でしたが、子どもたちのチャレンジによって、合計、146ハピがまちに生まれました。

最後に、「当日市民がミニふくおかでのまちづくりの活動をやりやすいような環境を整えてあげる大事な役割を、私たち(子ども実行委員)は持っているんだ」ということを、みんなで確認して、前半のワークショップは終わりました。

後半は、建築家の森委員のワークショップです。

見方を変えることでまちの見え方が変わる話や、過去のミニふくおかの会場の図面と比較した今回の会場(南市民体育館)の図面の話など、ミニふくおかのまちから都市計画についてまで話が及びました。

滅多に見ることのないプロが作る図面に興味津々の子や戸惑う子、さまざまな表情が見受けられたこともおもしろかったです。

「前半ミニふくおかについて学んで、クエストをやってみて、クエストから会場をこうしたい!というアイデアをむくむく広げながら、会場にほしいものを描いてほしい!」と森委員。

さっそく、「自分で会場の図面を引いてみよう!」という冬休みの宿題が出ました。これまでは、会場の設計は大人中心で行ってきましたが、子ども実行委員を交えて会場を考えるという、今回初めての取り組みとなります。

休憩の後は、10のチームに別れてのグループワークに移ります。

予め分けられた10のチームには、小学生、中学生、サポーター(高校・大学生)が混在しており、それぞれ、「よいまちのための10の指標」の1指標ずつが<今日のテーマ>として渡されました。

*「よいまちのための10個の指標」は、「よいまちのための5つの指標」をさらにわかりやすく、やわらかく表現したもので、以下の通りです。

・まちのしくみをつくる
・みんなと仲良くする
・やさしいまちをつくる
・まちの困ったを探す
・新しいことにチャレンジする
・まちに感動をつくる
・チームでとりくむ
・誰かのためにはたらく
・環境について考える
・歴史について学ぶ

チームごとに、「このテーマ(指標)のまちにあったらいいもの」を自由に出し合って、カテゴライズして、最後に発表しました。

ワークショップを重ねるごとに、ふせんを使った意見の出し方やまとめ方、発表の仕方など、子どもたちの成長を感じる一面もありました。

最後にふりかえりをしてワークショップは終了。

冬休みの間にチャレンジしよう!と、2つの宿題(会場設計とクエスト)が手渡されました。

次回、どんなアイデアが集まるのでしょう?とても楽しみです。