ミニふくおか2023 子ども実行委員会②・サポーターワークショップ④
12月3日(日)、福岡市南区の南市民センターにて「ミニふくおか2023」子ども実行委員とサポーターのワークショップを同時開催しました。プレイベント「ミニミニふくおか」を終えての初めてのワークショップです。
午前中、先行して行われたサポーターWSのプログラムは、 「ミニミニふくおかのふりかえり」と「ファシリテーターとは?(レクチャー)」です。
ミニミニふくおかでそれぞれが担当した(クエスト・スクール・ショップのいずれか)と全体のことをふりかえってみて、良かった点・反省点をグループごとにシェアして、発表しました。
良かった点としては、
「子どもも大人も楽しそうにしていて、親子の仲も深まったと思う」
「参加者が怪我をせずに安全にできた」
「いろんなブースがあるので、退屈そうにしている人がほとんどいなかった」
などがあがりました。
反省点としては、
「人数制限で長い間待たせてしまった」
「担当や時間帯によって人手不足のエリアがあった。休憩の時間含め回すのが大変だった」
「ハピとミニの仕組みの説明が難しかった」
などが出ました。
ふりかえりの後は、福田委員によるファシリテーターについてのレクチャーです。午後からは、子ども実行委員と合流して、グループワークを行うにあたり、各サポーターがファシリテーター(進行役)を務めることになります。そこで、ファシリテーターとして大事なポイントや進め方について学びました。
さて、いよいよ子ども実行委員も合流して、午後のワークショップのはじまりです。最初は子ども実行委員もサポーターと同様に「ミニミニふくおか」のふりかえりから。次に簡単なアイスブレイクを挟んでから、福田委員からまちづくりのレクチャーを学びました。
そして、9つのグループに分かれて
「今年のミニふくおかのテーマ決め」
「そのテーマのまちにあったらいいもの」
をサポーターのグループ進行で進めました。
「今年のミニふくおかのテーマ決め」では、「今年のミニふくおかのまちをどんなまちにしたいか」を一人一人付箋に書いていき、どんどん出し合いました。そして、出てきたたくさんの意見を、サポーターがグルーピングしながら整理していきます。
ある程度、みんなの思いが集まったところで、グループで一つのテーマに絞っていきました。
さて、各チームのテーマの発表です。
どうしてそのテーマにしたのか理由も含めて発表し、全部で9つのテーマが並びました。
どれも捨て難いですが、1つに絞るためにまず似た言葉の書き出しを行いました。
①楽しい・わくわく・フレンドリー
②自然
③きらきら
④安心・安全
子ども実行委員の多数決で、①楽しい・わくわく・フレンドリー をベースに、テーマを決めることに。
最終的に子ども実行委員が考えた今年のミニふくおかのテーマ(案)は
『個性あふれるわくわくタウン』
になりました!
時間の関係もあり、サブタイトルをどうするかなど、いくつかの宿題はサポーターが引き継ぐことになりました。次回、サポーター案を子どもたちにプレゼンして、最終的なテーマ(サブタイトルも含む)が決まることになりました。楽しみですね。
最後に、もう一つのワークとして、『個性あふれるわくわくタウン』にあったらいいものを、再度チーム毎に考えて、今日のワークショップは終了!
今回から、小学生の解散後に、中学生リーダー会議とサポーター会議を行うことになりました。
中学生会議では、
「初めての人とも年齢関係なく話すことができた」
「一人ひとり意見を出すことができて良かったが、話し合いで時間が伸びてしまった」
「サポーターが話しているときに喋り出すのは良くなかった」
といった感想が出ました。子どものまちリーダーの斎田さんから、中学生リーダーの経験を通して良かったこと・大変だったことを聞いて、活動の締めくくりとなりました。
サポーター会議では、
「意見が出ないと、引き出さないといけないと思ってこちらから言ってしまう。子ども実行委員がお客さんになってしまうシーンが多かった」
「出てくるアイデアを全て拾おうとしてしまって、結果まとめることが難しかった」
など、ファシリテーターの難しさを体験しての感想がたくさん出ました。
うまくいったこともいかなかったことも、全て生きた学びに変えながら、これから3月の大規模イベントに向けて、ワークショップを重ねていきます。ご期待ください!