【イオン九州株式会社】

2019/08/09

私どもは2014年の第3回から、ミニふくおかに協力しており、ミニふくおかの目的や活動内容も、良く把握しております。 その中でも、3つの目的(主体的創造力・チームワーク力・コミュニケーション力)は大変重要であり、子どもたちにも分かりやすい目的だと共感しています。 これらの目的は明日からすぐにでも自分のためになる要素です。今年(2019年)も、3日間ですが未来の子どもたちを支援させて頂ければと考えています。
同時にこのプロジェクトでは、子どもたちの柔軟な創造力に私たちが学ぶものも多々あると思っています。 学校では学べないこと、私たち会社でも学べないことを子どもたちと一緒になって学び、私たちも新しい体験ができたら良いですよね。 ミニふくおかへの参加を、今から大変楽しみにしております。

どのようなきっかけでミニふくおかへの協賛を決めたのですか?

私どもは福岡市と2012年に協定 (※ 福岡市とイオン株式会社との地域共働事業に関する包括連携協定 )を結んでいます。 協定書の共働事業内容に関する項目にも「子育てや青少年育成の支援に関すること」と明記されていて(第2条 項目5)、ミニふくおかもその一環でご協力しています。 そもそも私どもは環境・社会貢献活動の一環として、主に店舗近隣の小・中学生が参加し、 環境に関する学習や体験をする「イオン チアーズクラブ」も運営するなど、子どもたちの育成に関する部分でも取り組んできた経緯もあります。
各店舗でも、子どもたちの支援としまして小学生~中学生を対象に「職場体験」などを行っています。 地域の子ども会や学校との交流も大切にしており、色々なイベント開催の場としても店舗の一部を提供しています。

今回のミニふくおか開催も同様に、地域共働事業、社会貢献事業として大変意義のあるイベントであり、これからも見守っていきたいです。 また、今年開催の場所はアイランドシティの総合体育館ということですが、となりには弊社のイオンモール香椎浜があります。 子どもたちに新しいまち「アイランドシティ」の魅力を知ってもらい、これらもまちづくりや青少年育成の支援を色々なかたちでさせて頂ければ、と考えております。

ミニふくおかに関わることで、社内や社外に変化はありましたか?

私どもは接客や販売を仕事としていますので、ミニふくおかに参加している子どもたちが自分たちで考えてイキイキとお店で働いている姿は、冥利に尽きると言いますか。 接客の仕事が好きで携わっていますので、正直感動いたします。嬉しいです。 お客様と接する機会は、子どもたちのこれからにとって、必ず大切で貴重な体験となります。
ただし同時に、現場で子どもたちや若者を見ていると、ちょっと教えたいな、言いたいなという場合も出てくるんです。 けれども「自主性」が大切ですから。 『(子どもたちが)聞いてくるまで待つ』というのを、私個人は守ろうと思っています。
また毎年、店舗社員や本部社員、とりわけ新人社員がプロジェクトに参加するのですが、彼らの学びの場にもなっているのではと思います。 年齢が近いせいか、子どもたちや青年サポーターさんたちすぐ仲良くなるんです。 お互い、刺激や学びになってくれたら良いですね。

最後に子どもたちに、メッセージをお願いします。

ミニふくおかに参加する子どもたちには、まちの仕組みや、社会の仕組みを理解して欲しい。 自分のやりたいことを選んで仲間たちと意見を出し合い、助け合って目標に向け、しっかり取り組んで頂きたいと思います。 そして、目標を達成できた時の達成感をみんなで共有できたら最高ですね。 心からそう願っております。 学校では学べないことがたくさんあると思いますが、その1つ1つを大切に自分の経験としてこれからに活かせて下さい。
そもそもミニふくおかの“自分たちでまちをつくる”って発想も機会も、すごいなあと思うんです。 特に今年のテーマ「ワクワク」「ドキドキ」「ニコニコ」は、個人的にですがとても良いと思っています。 私たちの大切な考え方にも通じます。やはり学ぶならば、楽しくないといけない。 子どもたちは、ここで何か好きなことを見つけたり、自分の持っているものの魅力や強さを感じて欲しい。 そして是非、社会に出たときにお会いしたいです。
ミニふくおかの大切な目的である「創造力・行動力・発信力」は私たち大人の社会でも重要な要素です。 今からは「AI」や「IoT」が進み生活が便利になっていく上において、それぞれの会社ではより創造力豊かな人材が求められてくると思います。
ミニふくおかに参加される子どもたちと一緒になり私たちも貴重な体験をさせて頂きたいと考えておりますので、ともに頑張りましょう! よろしくお願いします。