自ら考え、伝える力の育成

2021/07/24

「子どもがつくるまち ミニふくおか」は子どもが自ら考え、伝える力を育成する場です。
最初にこども実行委員に向けて、去年のミニふくおかの振り返り、ポップコーンシティの説明、今回の活動内容の説明等が行われました。子ども実行委員のみんなも真剣な顔で聞いています。

今回(7月18日)のワークショップは、
➀ポップコーンシティにあったらいいものを考えよう!
②みんなのために必要なものや仕事を考えよう!
の二つについてです。サポーターと子ども実行委員が混ざった7つのグループに分かれて考えていきます。

前半は、
➀ポップコーンシティにあったらいいものについて考え、後半は②みんなのために必要なものや仕事について考えていきます。
緊張をほぐすため、まずは自己紹介から。お互いの共通点を見つけながらだんだんと笑顔が見えるようになっていました。

良い雰囲気になったところで、ポップコーンシティにあったらいいなと思うものを付箋に書き出していきます。「チョコが出る蛇口」、「花壇」、「メイドカフェ」、など思い思いにたくさんの意見を出していました。出た意見に対してはお互いがいいね!と言ってお互いを否定しないポジティブな雰囲気で進んでいき、あっという間に8人で60枚の意見が出そろいました。意見を言うことに緊張している子には、サポーターのお姉さんたちが優しく聞いて、うまく意見を引き出していました。②みんなのために必要なものや仕事について考えるときには、グループのみんなが立ち上がって積極的に意見を出し合っていたのが印象的でした。

活動の最後に、今日は楽しかったですか?とグループのみんなに聞いたところ、子ども実行委員全員が「楽しかった!」と答えてくれました。自分の意見を言えて楽しかった、普段関わらない違う年齢の人と話せて楽しかった。サポーターのお姉さんが優しくて話し合いをするのが楽しかった。などそれぞれの楽しかった!があったみたいでした。

(取材・執筆:メディアサポーター はな)